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相田みつを美術館地方展、和泉市で!

和泉市生涯学習センター レセプションホールにて和泉市市制60周年記念「いのちの詩 こころの書~相田みつを展」を8/20(土)~9/4(日)まで開催します。
昨年に続き2年連続で大阪で相田先生の書を見ることができるということで、とても嬉しいです。

相田先生の字がとても下手と思っている人は、20歳を少し過ぎた頃の相田先生の字を是非ご覧ください。恐ろしく上手です。
相田先生の書体は、いい加減なものではなく、字を極めた上で、自分を含めて人の心に沁みて伝わってくるようなそんな心の字を求めて、創作に打ち込んだ末に辿り着いた書体です。
相田先生の作品は、毎日毎日1つの作品のために天井に届きそうなほど膨大な反故の紙を出して、やっと出来上がったものばかりです。
相田先生の言葉は、適当にポッと思いついたものではなく、武井老師という曹洞宗の精神の極めて優れた偉いお坊さんから正法眼蔵を学んで長い長い月日をかけて心にできた短い言葉の結晶です。

この書体と言葉の結晶を紙に墨で形にしたものが相田作品です。
そうした比較的形に現れる部分も凄いのですが、しかし、何といっても本当に素晴らしいところは、作品に宿った相田先生の魂というか祈りというか形には見えない何かなように思います。
ある時は後光がさしたように見え、ある時は燃えているように見え、ある時は暖かく包み込まれているように感じ、ある時は刺されるような激しい感じで迫ってくる感じもする。
相田先生がそこにおられるかのように感じることもしばしばです。是非真筆をご覧いただき、感想をお聴かせください。

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