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西宮支援学校トライやるウィーク

6月16日(月)から20日(金)まで、西宮支援学校より2名の生徒さんを受け入れてトライやる・ウィークを実施しました。
時間が午前中実質約1時間と他の中学の5分の1の限られた時間ながら、その時間に他の中学と同様のエネルギーをかけることをいつも意識しております。
事前の準備や打ち合わせなどにしっかりと時間を取ることで、関わって下さった先生方にはお手数をお掛けしましたものの、より充実したトライやるになったと思います。

2名のうち1名の生徒さんは、デザインに人並外れた興味をお持ちで、実際にものすごく集中してこだわり抜いた名刺やメモ帳ができ、感動しました。
期間中の集中力はものすごく、そのテンションをずっと維持され、見事に初期の目標『初志貫徹』を達成し、充実した1週間を過ごされたと思います。

もう1名の生徒さんは、普段は病院におられてトライやるの期間中木曜日の午後にお越しになると聞いていましたので、同じようにその1時間で名刺とメモ帳のデザインの全てをしていただきました。最近は、X JAPANの紅という曲が好きで、英語も強い関心があるので、トライやるの目標も『I can do it!!』ということで、そうした要素やイメージカラーを盛り込んでの制作となりました。
本当に味わい深い名刺とメモ帳ができました。

何かの縁で、こうしてお越し下さった生徒さんに何か1つでも今後の人生のお役に立つことや印象に残ることがあったらこんなに嬉しいことはないと思います。
私自身たくさん感じるものがあり、多くを学ばせて頂きました。深く感謝申し上げます。

以下、実際に行った具体的な取り組みについてまとめてみました。

月曜日(名刺のデザイン)
名刺のデザインレイアウト。パソコンでのレイアウトをして頂きました。
名刺というのはどのようなものか見て知って頂いて、その後ご自身の名刺のデザインを考えて実際に作ってみました。

名刺ってどんなものかな?
名刺は初めて会った相手に、自分のことを知ってもらい、住所や電話やメールアドレス、場合によっては写真や似顔絵などの情報を載せることで後日連絡が取れるようにするためのツールです。
好きなもの(花でも楽器でも動物でも食べ物でもなんでも)や好きなこと(音楽鑑賞、英語、映画鑑賞、アニメなど)を名前と一緒に載せると相手にそれを伝えると同時に印象を残すことができます。
また、名刺というコミュニケーションツールは、いくらでも工夫することができます。
QRコードを入れてみたり、厚紙を使ったり、敢えて大きさを変えてみたり、形を変えたり、色を変えたり、倍の大きさのものを半分に折ってみたり、金箔や浮き出し加工、凸版印刷、型抜き印刷、圧着名刺、数え上げればキリがありません。
これをうまく利用すれば、伝えたいことを短い時間で的確に相手の方に印象づけることができます。
一期一会の出逢いをより素晴らしいものにするために、これほど有効なツールはなかなかないんじゃないかとも思います。
名刺がきっかけで人生に思わぬ広がりが出ることも多々あります。どこが相手の心に引っ掛かるのか分からないですね。ですので、いろんなことを書いておいた方がいいとも言えますし、シンプルに名前だけの方がいいという方もいます。
人の数だけ考えも好みも分かれる名刺は、その人を表現する上で、非常に優れたツールであると言えます。

宿題
みやたんのペーパークラフトを持ち帰り、昼から学校で組んでみる。
余裕があれば、シルクハットなどかぶるものを別のものにしたり、ペンダントを別のものにしたりオリジナルのものにして火曜日に持ってくる。

火曜日(にしのみや観光協会から事務局長兼チーフデザイナーによるデザインの楽しさをしるワークショップ)
大野様ご出講
※ようかい村の特大ポスターを支援学校にプレゼントとしてご用意しております。
観光協会の行なっているようかい村のイベントと絡めて、のっぺらぼうのみやたんや猫の妖怪などから気に入ったものを選んでいただいて、そこに顔を描いてもらい、昼から持ち帰って頂いて、それに色を塗るというもので、それを水曜日に持ってきて頂いた際に、『できました妖怪カード』をプレゼントします。

宿題
妖怪の顔に色を塗る。
更に、妖怪の顔を切り抜いてお面にする。

木曜日(メモ帳のデザイン)
メモ帳をデザインして頂く。

宿題
角丸加工機を持参し、角丸加工に挑戦する

金曜日(印刷の楽しさを知る)
午前
1.カラーチップで色を見極めるクイズ
2.紙の見本帳のご紹介 和紙や厚紙、金色や銀色の紙、表紙に使う紙などいろんな紙を見る
断裁をして仕上げるところを見てもらう。

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