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我が母校の西宮市立用海小学校のこと

弊社から走って数十秒のところに用海小学校があります。
この地区の生き字引である今村さんに教えてもらったことを紹介します。

元々漢字で書くとこの地区は『用海』ではなく『要害』であったとされています。
それがなぜ用海になったのかと言いますと…

要害→用害→用海と変遷してきたようです。
川の決壊を食い止める要害の場所であった要害から、川を用心する『用』の字に変化したように書いてありますね。
古い小字(土地の小区画の名称で、公称地名)の用害から用海になったのは、付近の地勢から海の字を当てたとのこと。
海の方がなんかいいですよね。古い時代の人たちが地名を考えていた様子が垣間見られて面白いですね。
用海地区は、横にある川と切っても切れない関係があるのですね。
詳しくは用海の地名について書かれた『歴史と神戸』264号(H19.10月号)の渋谷武弘さんの記事をご覧下さい。

この用海小学校、旧西宮町で2番目に古い小学校なんです。
一番古いのは、お隣の浜脇小学校。
この浜脇小学校は、設立時から戦前まで、実は石在町にあったんです。
弊社は今石在町にありますので、ということは用海小学校と浜脇小学校は今よりずっと近くにあったってことになります。
しかも市内でそこだけしか小学校がなかった時があったと…。

ちなみに戦後すぐは用海小学校はやってなくて、この辺の用海校区の子は浜脇小学校に通っていました。
戦後数年を経て、編入という形で浜脇から用海に戻ってくることになります。
弊社会長も5年生までは浜脇小学校、5年生から用海小学校に編入した1人です。

歴史を紐解くのは面白いですね。

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